ぶろぐらみんぐ
主にゲーム日記。たまに時事雑記。
舟を編む読みました。
遠方出張がありましたゆえ(先々月の話じゃねぇか)。

面白かったです。あと、読みやすかった。辞書編纂って言う壮大な舞台設定の割に、ドラマティックさに欠けるのはちょっと肩透かし感ありましたけど、まぁ、そういうのも・・・ってか、そういうのが良いのかな?日本映画っぽい雰囲気。 その割にはキャラクターがいささかステレオタイプかつアニメチック過ぎる気もしますが。

個人的には西岡さんのエピソードが好きです。
と、言うか、他は大概淡々と綴られてるし、変人ばっかりで心情の変化とか、そういうの楽しむ余地があんまり無かったから。。。

さっと読むには良いです。意地の悪いキャラもほぼほぼ出ないし、読了感もさっぱりしてる。人によってはつまらーんって事あるかもだけど、少なくとも、胸糞悪かった最悪ーみたいなことは無いんじゃないかな。無難。
あと、辞書編集部に取材して書いてるだけあって、辞書編纂のプロセスとか、それが本の編集と比べて何が違ってどこが大変なのかって薀蓄が所々にあって、ちょっとお得感ありました。

いじょー
封印再度
実は書きだめが有るのだけど、なんとなく、本のエントリばかりになるのを嫌ってたら中々投下できないでいた。
あと、時間が空きすぎて大分いい加減かもしらん。ご容赦。


てなわけで、封印再度。
ダジャレェ・・・・

前半5作のラスト・・・なんだけど、それっぽくないな。実際問題6作目に続くんだけどさ。
それっぽくないとは言え、一応の区切りですね。犀川と萌絵の関係の。物語的にも次からはちょっと趣が違う。と、思う。

さて、本作のミステリィ部分ですが、2つの密室(匣を密室と呼んで良いのかは別の問題として)のトリックはとても面白かったです。居たのか居なかったのかの下りはちょっとどうなんだと思わなくもないけど。
ただ、動機はちょっと納得行かないかなー。高尚すぎるというか、なんというか。ま、S&Mシリーズは一貫して動機は二の次なスタンスなので、5作目まで読んできた読者にとっては今更だわな。

てなわけで、ミステリィ部分は俺的には好みです。けど、正直本作はミステリィより話の方にフォーカス当てたいですね。

本作は犀川と萌絵の描写が多いです。そういう話が好みな人は気に入るでしょう・・・と、言いたい所なんだけど、ちょっといつにも増して萌絵の行動がアレなんで、好き嫌いは別れるでしょうね。
俺自身も・・・ね。クライマックスがさー。嘘ってのが嘘って展開かもと思ったら、そんなことは無かった。まぁ、萌絵ならさもありなんてな具合に俺は飲み込んだわけですけど。
その他の二人の場面はとても好きですね。クリスマスの下りなんてニヨニヨしっぱなしですわ。「先生!グラス出して!まず、シャンパンよ!冷えてますからね、私と同じくらい」のセリフは、S&Mシリーズで一番笑ったかもしれない。

あと、佐々木夫人が(確か)初登場します。萌絵の叔母様ですね。S&Mシリーズには強い女性が沢山出ますが、色んな意味で異次元な四季博士を除いたら、多分佐々木夫人が最強キャラですね。
そんな強キャラなので、萌絵や犀川との会話も(珍しくたじろぐ二人が見れて)面白いです。

てなわけで封印再度でしたよ。
ネタバレ回避辛すぎんよぉ・・・
私的詩的ジャック読了
「私なら、行くよ」

なんやこのイケメン!!(驚愕


ええと、実は今もう有限と微小のパン読み始めてて、内容かなり抜けてる。・・・って、言うのも、あんまりミステリィらしい読み方してないんですよね、S&Mシリーズ。特に、笑わない数学者から封印再度までは、推理小説と恋愛小説で半々って感じだもんで。正直、犯人より犀川と萌絵の関係の方が気になtt・・・

さておき、私的詩的ジャック。
個人的にはちょっとイマイチだったかな。推理小説的には。大事な推理のヒントかと思ったら、ただの変態趣味だった・・・いや、推理のヒントではあるんだけどさ・・・
それより、本作は登場人物同士の会話がエッジが利いてて良い。冒頭の国枝女史の台詞とか、篠崎と犀川の会話とか。その直後の萌絵との会話とか。最後の会話もいいね。

てなわけで、トータルでは面白かったです。

次は封印再度。
笑わない数学者読了
冷たい(略)のとき、不安とか書いたけど、そんなことなかった。面白かった。

(ちょっとネタバレっぽいかもしれない。犯人やトリックには直結しないと思うけど。読み直してそう思ったが、書き直すのも億劫なので。)

(文庫版では)森氏の作品にしては珍しく屋敷の見取り図が付いてて、登場人物はステレオタイプで、タネも分かりやすいです。けど、タネが分かりやすいのまで含めてトリックなんですね。物語中何度も出てくる、内と外が逆になっている。の、続き。
あと、会話劇と言うか、犀川と萌絵の会話、関係の変化も(この後の作品程でないにせよ)あって、そちらも読みごたえあります。今読み返すと、この話の萌絵は若干子供だなー。はしゃいでたんだろうかw

森氏の文章は変わらずキレが良くて、サクサク読めるし、前述の通りシンプルなお話なので、今のところ、人に勧めるとしたらこれが第一候補かなー。勿論俺も好き。読者だけに仕掛けられたトリックとか面白い仕組みもあって、色々読み込んでる人も楽しめるんじゃないかと思うけれど、その辺は僕も俄か本読みなのでわかんない。なんにせよ、俺は楽しめた。
冷たい密室と博士たち読了
↑読了しました。

俺的にはあんまり合わなかったです。
すべてがFになる に比べて、無理無いし、納得は行くんだけど、地味。あと、舞台にあんまり馴染みが無くてちょっと分かり辛かったかなぁ。現場が頭に浮かばなかった。まぁ、特殊な実験室の密室とか、なんか特殊な仕掛けなんでしょ?って思うと、あまり深く読み込む気にならなかったってのも有るけど。すべてがFになる同様、文章はキレが良くて読みやすかったです。

一応、笑わない(略)と、詩的私的(略)は買ってきたのだけれど、この2作って映像化パスされたんだね・・・若干不安。次が別の作品の感想になってたら察してください。

以上ー
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